玉置(たまき)神社の大杉 | フローリング総合研究所
Other Articles
2021.09.10

玉置(たまき)神社の大杉

玉置神社の境内で最大の巨樹は「玉置神社の大杉」である。樹高は約50mで、神代杉のほぼ2倍。崖下から真っ直ぐに伸び上がった立ち姿は見事な美形で、ハイアングルからのロングショットで撮影した。神代杉よりはずいぶん若いものの、樹齢は1,000年と推定されている。
根元まで下りると太さもかなりのもので、幹周は11mに達している。荘厳な雰囲気を纏う神代杉に心惹かれたが、銘木屋としての目で見るとこの大杉こそ超一級の逸品といえるだろう。

指定:県指定天然記念物(杉の巨樹群)
所在地:奈良県吉野郡十津川村玉置川1 玉置神社境内
樹種:スギ
樹齢:推定1,000年
樹高:50m
幹周:11m
撮影:2010年
ABOUT THIS PAGE

このWebサイトではフローリングの⽊材や作り方のこと、歴史や文化のことなど、様々なアプローチから私たちの日々の研究の成果をお伝えします。