2019.08.27

[基礎編] カラーコーディネートテクニック②

アクセントカラーの使い方

アクセントカラーを効果的に使うには、平面ではなく立体空間の上手な使い方を学ぶことが大切です。最小限のインテリアアイテムを使ったコーディネートシュミレーションから、部屋づくりのステップをご紹介します。

[基礎編] カラーコーディネートテクニック②

①フローリング床と白壁のみの空間からスタート。

[基礎編] カラーコーディネートテクニック②

②最初にソファを置きます。

一般的な3人掛け(横幅1800㎜)のソファです。

[基礎編] カラーコーディネートテクニック②

③ラグマット(横2400㎜×奥行1900㎜)を敷きます。

今回はソファの脚元とやや重ねたバランスで設置していますが、サイズによって重ね方は調整します。床にラグマットがあると、「寛ぎのコーナー」としてのまとまり感も生まれます。

[基礎編] カラーコーディネートテクニック②

④グリーン(植栽/以下「グリーン」)をソファ横に設置します。

グリーンは部屋に生き生きとした印象を与えてくれる、インテリアにはとても重要なアイテムです。今回は高さ約1800㎜のグリーンを設置しました。

[基礎編] カラーコーディネートテクニック②

⑤ソファの左側にスタンドライト(高さ1600㎜)を設置します。

インテリアにとって「照明」も重要なアイテム。壁面に対して「光」がプラスされることで、空間が立体的に見え、奥行き感が生まれます。

[基礎編] カラーコーディネートテクニック②

⑥グリーンの脚元にも照明を設置します。

一つの部屋の中に「光」の高低差をつくることで、さらに上質な空間イメージへと近づけます。

[基礎編] カラーコーディネートテクニック②

⑦サイドテーブルと小さなグリーンを置きます。

機能的には十分なアイテムが揃いましたが、どこか寂しい印象です。

[基礎編] カラーコーディネートテクニック②

⑧ここでカラーコーディネートのルール、5%のアクセントをプラスしてみましょう。

1つの部屋全体を100%とした場合、アクセントカラーの分量は約5%。ほんの少しのアクセントカラーを取り入れるだけで、インテリアにメリハリと生き生き感が生まれます。今回は、赤のクッションをアクセントとして取り入れてみましたが、随分部屋の印象が変わりましたね。

[基礎編] カラーコーディネートテクニック②

⑨最後にアートを壁面に飾ると完成です。

寂しかった壁面がグッと華やぎました。今回のアートは、「色のリピート」というルールを応用し、クッションの赤と合わせています。同じ空間に同じ色を取り入れるのも、まとまりのある部屋をつくるためのテクニックです。

今回使用したのは、ソファ、ラグマット、グリーン、スタンドライト、クッション、アートの6種のアイテム。たったこれだけでも、インテリア空間としてまとまります。言い換えれば、これだけあれば、素敵なインテリア空間が完成します。
インテリアを上手にまとめるには、立体空間の中の光、色、壁面を上手に活用することが大切です。アクセントカラーを上手に取り入れ、生き生きとした素敵な部屋づくりにチャレンジしてみてください。

[基礎編] カラーコーディネートテクニック②

インテリアデザイナー
尾田 恵 ODA MEGUMI
株式会社 菜インテリアスタイリング/一般社団法人 日本インテリア健康学協会代表
住宅、福祉施設、TV番組など様々なインテリアコーディネート・デザイン、商品開発、情報発信に携わる。 現在は幅広い活動で培った知識・スキルを活かし、身体と心の健康を目指したインテリア・メソッド「Active Care®」(アクティブ・ケア)を提唱。

公益社団法人日本インテリアデザイナー協会(JID)正会員
照明学会会員 日本頭痛学会会員
http://sai-interior.co.jp/
http://jihsa.jp/