“FLOORING” LABORATORY
床の歴史が、日本人の生活スタイルをつくったと言えるほど、床と住まいは密接な関係にあります。床の文化からフローリングの選び方まで、暮らしに欠かせない床のあれこれを研究しています。
プロがおすすめする
『失敗しないフローリングの選び方』
新築やリフォームの際「どうやってフローリングを選んだらいいの?」とお悩みの方もいらっしゃいます。
step1~7の順にわかりやすくご説明します。
- 1まずは、何を重要視するかチェック
- 2こだわりのインテリアをイメージ!
- 3検討物件の下地と工法を確認
- 4フローリングの種類を理解しましょう
- 5メーカーを選びましょう
- 6ここまで準備できたら、ショールームへ
フローリングの種類
フローリングを選ぶ時には、無垢フローリングや挽き板フローリングなど種類によるそれぞれの特長を知ることで、
あなたに最適なフローリングに出会えるはずです。
フローリングができるまで
遠く離れたヨーロッパや北米の森で育まれた1本の樹が、木となり、日本に渡り、住宅に使われる
1枚のフローリングに生まれ変わるまでの長い物語をお届けします。
フローリングの張りデザイン
住まいの中で広い面積を占めるのがフローリング。
木の種類や様々なデザイン、サイズや張り方によって部屋の印象も違ってきます。
2.日本の床の歴史
縄文時代から床の歴史を遡ってみます。
参考文献 建築学者:中川理氏「日本人の暮らしと木の床の文化史」(『Essence of Live Natural』より)
日本の床の歴史❶[縄文〜平安時代]
そもそも日本人が住宅の中に、一段高くなった「板張りの床」をつくり、暮らし始めたのはいつ頃なのでしょうか。旧石器時代から縄文時代に移り、人々が農耕や狩猟・採取を糧にして定住型生活を送るようになった頃、日本における住宅のルーツとされる竪穴住居がつくられるようになりました。
VIEW MORE日本の床の歴史❷[鎌倉時代〜明治維新前後]
畳が室内に敷き詰められるようになったのは中世からだと考えられます。中世(鎌倉時代~室町時代)の住宅では、寝殿造にはなかった天井が張られるようになりました。それにより建具によって部屋を細かく区画することができるようになりました。
VIEW MORE日本の床の歴史❸[明治時代〜現在]
近代(明治維新~太平洋戦争終結)日本における住宅は、当初、武家住宅を踏襲したものでした。そのため、家長を中心につくられ、接客のための部屋がもっとも重要な空間として位置づけられていました。しかし、明治末頃から家族本位の考え方が広まり、いわゆる茶の間が重視されるようになっていきます。
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