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Teak


木の特徴を知る
チーク
上品な色合い、そして時には重厚感さえ感じさせる個性を放つ「チーク」。チークは、美しさと耐久性を併せ持つとともに、非常に材質が安定しており、ほとんど狂いを生じないという特徴を持ちます。そのため遙か古代から家具として活用され、ピラミッドや古代バビロニアの遺跡からも、チークの家具が見つかっています。チークは、歴史上における最良材とされてきました。優美な光沢と美しい木目、そしてオイルを引いたようなしっとりとした触り心地。また、反りや割れにも強く、熱による変化も少ないという特性を持ちます。心材はあたたかみのある褐色で、辺材は黄白色。時に暗色の縞を持つこともあります。その風合いは、現代の住まいにあって、エレガントな意匠として空間を演出。共に過ごすほどに深みを増していく。「チーク」は、そんな上質の時間を感じさせます。
産地 東南アジア
分類 クマツヅラ科

樹の物語

いい木には象の穴がある。

豪華客船クイーン・エリザベス2世号のブリッジや内装にも使用された、世界3 大銘木のひとつ。
質の良いものはミャンマーなどに自生しているチークですが、我々の手元に届くまでに実に7年もの歳月がかかります。

産地でいい材が見つかれば、まず木の根元から50cm ぐらいのところを導管が断ち切れるところまで樹表を剥ぎ取って、立ったまま木を枯らせる巻枯らしを2~3年行い、その後伐採して川のある場所まで象に運ばせます。
そして川で筏(いかだ)に組まれ、港までに3~4年かかるわけです。

象に運ばせる際、丸太につくったロープ穴はエレファントホールと呼ばれ、言わば良材のシンボルです。
大切に運ばれてきたチークは、エレガントで重厚感があり、まさに「木の宝石」と呼ばれるにふさわしい銘木中の銘木です。