2014.09.24

月瀬の大杉

長野県と愛知県の県境近くの根羽村(ねばむら)の月瀬の集落は、奥深い山里にある。
「伊那は七谷」と古くから言われていただけに交通至便の今日でも高速豊田勘八ICを下りてからはナビを頼りに三州街道をひたすら走った。
道路脇に「月瀬の大杉」の大看板を目にした時は正直ホッとした。
簡素な佇まいの「月瀬神社」の社殿と村落の集会所があり、その山手にどっしりと根を張った、巨大な大杉が空高くそびえ立っていた。
折しも、桜の花びらが舞い散るのどかな山村風景を満喫できる絶好のタイミングに訪れることができた。
戦時下の昭和19年に国の天然記念物に指定されている。樹齢は1,800年と推定されているが、まことに立ち姿のよい堂々たる貫禄を示す巨杉である。長野県下では最大の巨木であり、ご神木として尊崇を集め、地元の人々に手厚く保護されてきたと村の歴史は伝えている。
環境省の調査によれば「杉」としては全国でも第6位にランクされる巨杉である。
周辺の道路も整備され写真アングルも自由の効く絶好の巨樹スポットと言えよう。
“鎌研ぐや、涼しきうちの一仕事”の句碑が目についた。

データ

所在地 長野県下伊那郡根羽村月瀬
樹齢 1800年(推定)
幹周り 14m
樹高 42m
指定 国指定天然記念物

大木・霊木マップ

  • 2015.03.25

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  • 2015.03.25

    三嶋大社の金木犀

    樹齢1200年余を数える金木犀の巨樹で、天然記念物に指定されている。

  • 2015.02.23

    淡墨桜

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  • 2015.01.13

    石徹白のスギ

    「石徹白のスギ」は、その名のとおり、その樹肌の白さからくる、なんともいえぬ神々しさがある。石徹白は、秘境という言葉が、かけ値なしに通用するところである。

  • 2014.09.24

    月瀬の大杉

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  • 2014.03.31

    平湯の大ネズコ

    「ネズコ」という木は、一般にあまり馴染みがありませんが、木曽五木(ヒノキ、サワラ、コウヤマキ、ヒバ、ネズコ)の一つとして、江戸時代から有用材として国有林で保護されてきました。

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  • 2013.09.11

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    天竜川の支流の小黒川が木曽山脈に深い渓谷を刻んでいるが、その一隅に「山の神」という地名がある。その名にふさわしい山深い僻地に「日本一のミズナラ」はすっかり葉を落とした姿で枝を天に向かっていっぱいに広げて立っていた。

  • 2013.09.11

    長太の大楠

    辺り一面、広く開けた田畑のド真中に大空に向かって大枝を一杯に広げて堂々と立つ姿は見事なものでした。

  • 2013.02.18

    清田の大樟

    蒲郡市北部のなだらかな南向きの傾斜地一帯に、ミカン畑が広がっています。その中央部に、どっしりと一際高々とこの大楠がそびえるように立っていますが、まさしく中部地方を代表する巨木といえます。

  • 2011.02.28

    禅昌寺の大スギ

    岐阜県の下呂温泉のほど近くに禅昌寺がある。平安時代の創建の妙心寺派の禅寺で、天下十刹の一つに数えられ、美しい日本庭園でも有名です。

  • 2010.09.13

    矢頭の大スギ

    江戸時代、伊勢詣でが庶民の間で流行しましたが、それは道中の物見遊山(ものみゆさん)が主目的と伝えられますが、今回の伊勢参りでは数本の巨木と出会うことができました。