2013.09.11

追手神社の樅の木

丹波篠山には、まだ日本の原風景と云える『里山』の暮らしが残っていました。桜の花の盛りの頃に訪れました。
丹南町とその他3町が合併して篠山市となり、環境関連の広報・施設整備も進んでいるようです。舞鶴自動車道インターから20分足らずのドライブで「追手神社のモミ」の看板が目にとびこんできました。
環境省の調査により「日本一のモミ」だと判明し、平成6年には文部科学省により国指定の天然記念物に指定されています。
広々とした境内のド真ん中、社殿正面に堂々とそびえ立って、千年の威容を誇るかのようでした。

頂上部は落雷により折損したとのことですが、樹高は34メートル、幹周りも7.8mもあり、近時、人里近くのモミが激減している中で、誠に貴重な存在と言えます。
追手神社は、845年創建と伝えられており、その元にそびえるこのモミは地元で「千年モミ」と呼ばれ、鎮守の森のシンボルとして、大切に守られています。
モミはクリスマスツリーとして知られているように、直立してピラミッド状の枝葉が印象的ですが、直立した巨大な立ち姿は、その美しさと共に旺盛な生命力を感じさせてくれるパワースポットでもあります。
山本周五郎氏「樅ノ木は残った」の作品のイメージの樅の木に出会えた感じがしました。

データ

所在地 兵庫県篠山市大山宮「追手神社」
幹周り 7.8m
樹高 34m
樹齢 推定1,000年
種類 モミ
指定 国指定天然記念物

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