2013.02.18

加茂の大楠

樹勢の衰えが心配された20年前に一度訪れましたが、今回20年ぶりの再会を果たしました。驚いたことに以前と比べて樹齢1000年の老木なのに樹勢が回復し、遠くから見ても一廻り大きく成長したように感じました。地元の保護管理により、20年前と比較して実測でも幹廻りが3メートルも成長したと報告されています。 以前の写真と比べても樹冠の様子がすっかり変わっています。こんもりとした森の様な樹形は、比類のない美しい均整をもっています。環境省をはじめとする地元の保護活動による復元の成功例だと言えます。周辺の農地を買い上げ、「大クス公園」として駐車場やトイレも整備され、写真を撮るアングルも自由になりました。

東西52メートル、南北42メートル、高さ26メートルに及ぶその枝ぶりは、誠に見事なもので、全国多くのクスの巨木を見てきましたが、千年の老木なのに、大きな空洞もなく、今尚、成長を続けている生命力には、ただただ感服いたしました。 吉野川中流の原っぱにポツンと立っているため、これまで幾多の洪水や風害、さらに落雷の災厄に遭ってきたと思います。千年の命をこれからも次代につないで大切に守ってゆきたいものです。交通の便も良くなり、徳島自動車道が開通し、淡路島のホテルからでしたが、一時間足らずで行ける便利な場所になりました。

データ

所在地 徳島県三好郡東みよし町加茂1482番地
幹周り 約16.72m
樹高 26m
樹齢 推定1,000年
種類 クスノキ
指定 国指定天然記念物

大木・霊木マップ

  • 2011.10.25

    加茂の大楠

    東西52メートル、南北42メートル、高さ26メートルに及ぶその枝ぶりは、誠に見事なもので、全国多くのクスの巨木を見てきましたが、千年の老木なのに、大きな空洞もなく、今尚、成長を続けている生命力には、ただただ感服いたしました。

  • 2010.09.13

    宝生院の真柏

    小豆島の霊場のひとつ宝生院(ほうしょういん)の境内にひときわ高く日本一の「イブキ」がそびえ立っています。